EU CBAM登録簿(O3CI)への工場登録: 手順
EU域外の生産者は、工場と排出データを一度登録すれば、EUの買い手と共有できます。3つの登録手順、必要書類、日本で使う会社番号。
2026年10月9日時点のEU規則で確認済み。
EU CBAM登録簿には、EU域外の設備事業者向けのポータル「O3CI」があります。設備と排出量を一度入力し、検証機関の報告書を添えて、EUの買い手と共有できます。買い手のCBAM申告者はその数値を直接申告に取り込めるため、買い手ごとにスプレッドシートを送る必要がなくなります。
手順1: EU Loginアカウントを作成
- webgate.ec.europa.eu/casでメールアドレスを登録します。会社のアドレスを強く推奨します。
- 二要素認証を設定します: EU Loginアプリ、QRコード、またはFIDO2キー。
- ポータルを使う人は一人ずつ登録します。
手順2: アクセス申請を提出
- cbam.ec.europa.eu/o3cinstallationにEU Loginでサインインします。
- 登録フォームに記入: 会社情報と登録番号、会社のメールとウェブサイト、役割(Admin OperatorまたはSimple Operator)。
- 1つのPDFをアップロード: 会社の登記を証明する書類(番号がフォームと一致すること)、委任状などの代表権の証明、権限のある代表者の身分証明書。欧州委員会は英語を強く推奨しており、原本の横に参考訳を付けるなどの方法があります。
使う会社番号
| 国 | 欧州委員会が推奨する識別子 |
|---|---|
| 日本 | 個別には記載がなく「その他の国」に該当: 通常は13桁の法人番号、または取引主体識別子(LEI) |
| 中国 | 統一社会信用コード(USC) |
| インド | Corporate Identification Number(CIN)またはLLP Identification Number(LLPIN) |
| 韓国 | 事業者登録番号 |
| その他の国 | 商業登記番号、納税者番号、または取引主体識別子(LEI) |
欧州委員会の例では、先頭に2文字の国コードを付けています(日本ならJP)。
手順3: 承認を待つ
申請を確認して提出し、EU Loginアカウントのメールを確認してください。承認には数週間かかることがあるため、買い手が数値を必要とするかなり前に申請してください。
承認後
- 設備と生産工程を追加する。
- 排出データと認定検証機関の報告書をアップロードする。
- 買い手とデータを共有する。登録簿で買い手を識別するEORI番号を、各買い手に尋ねてください。
始める前のチェックリスト
- ポータルを使う各人の会社メールアドレス。
- 二要素ログイン用のスマートフォンまたはセキュリティキー。
- フォームに入力する番号が記載された会社の登記証明書。
- 申請者が会社を代表できることを示す委任状などの証明。
- その人の身分証明書。
- これらの書類の英訳。
- EUの買い手のEORI番号。
問い合わせ先
CBAMヘルプデスク: support@itsmtaxud.europa.eu、月〜金 07:00〜21:00(中央ヨーロッパ時間)。エラーのスクリーンショット、正確なURL、時刻を添えてください。事前に排出量計算ツールと検証チェックリストで数値を準備しておきましょう。
欧州委員会のCBAM Registration Guide for non-EU operators(2026年2月、© European Union, CC BY 4.0)を翻訳・翻案。最新のマニュアルはCBAM登録簿のページで確認してください。
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